暴走族について

岐阜の暴走族もお盆休みを経てパワーアップして帰ってきました。岐阜の道路は夜間はほっとんど車が通らないので、彼らの天下なのでしょう。そうなのでしょう。
我が家は割りと大通りに近いので、彼らのバイクの咆哮がよく聞こえます。
パタン1「ヴォンヴォヴォヴォヴォ、ヴォンヴォヴォヴォヴォ、ヴォヴォン」
パタン2「ヴォヴォンヴォヴォンヴォーヴォ、ヴォヴォンヴォヴォ」
パタン3「ボロロロロロ、ボロロロロロロヴォヴォヴォヴォ」
分析しきれません。
彼らの中にはおそらく僕の小中の同級生がいます。なので、警察権力による撲滅という暴力的手段に訴えるのは良心が痛みます。そこでかんがえた。
1「『ウ』を『フ』に変える」
2「濁点を半濁点に変える」
3「−を〜に変える」
4「カタカナをひらがなに変える」
これらの変換を実行すると、
パタン1「ぷぉんぷぉぷぉぷぉぷぉ、ぷぉんぷぉぷぉぷぉぷぉ、ぷぉぷぉん」
パタン2「ぷぉぷぉんぷぉぷぉんぷぉ〜ぷぉ、ぷぉぷぉんぷぉぷぉ」
パタン3「ぽろろろろろ、ぽろろろろろろぷぉぷぉぷぉぷぉ」
かわいらしくなります。もしくはキモくなります。
彼らなりのかっこよさを追及して暴走しているはずの彼らは、このかわいらしさorキモさには耐えられないはずです。すなわち、彼らは自主的に暴走をやめます。こうしてなんら暴力的な措置を取ることなく問題は解決し、僕らは快適な眠りにつくことができるのです。
問題は、こうした文章表現上のニュアンスを、どう物理的な音に反映するかです。それができない以上本論はいわゆる机上の空論で終始するのでありましょう。